朝の空気がひんやりしてくる9月末。冷たくて甘いプロテインシェイクを飲むのが少しつらくなってきた、という声は毎年この時期に増えます。そこで注目されているのが、お湯を注ぐだけで作れるプロテインコーンスープです。ちょうど2026年9月25日には、マイプロテインから「プロテインスープ スイートコーン風味」が公式サイトで発売され、選択肢が一気に広がりました。
とはいえ、商品によって1食のたんぱく質量は8g〜20gと2倍以上の差があり、価格も1食あたり約160円〜約300円とばらつきます。なんとなく選ぶと「味は好きだけれど量が足りない」「思ったより割高だった」と後悔しがちです。実際に口コミを見ても、「たんぱく質量を確認せずに買ったら1杯8gだった」という声は少なくありません。
この記事でわかること
- 主要4商品のたんぱく質量・カロリー・1食あたり価格の比較
- 朝食・在宅ランチ・夜食などシーン別のおすすめ
- ダマにしない作り方と、飽きないアレンジレシピ
- 買う前に知っておきたいデメリットと注意点
プロテインコーンスープとは?甘くないたんぱく質補給が広がる理由
プロテインコーンスープは、乳たんぱくなどのプロテイン原料をコーンクリーム風味のスープに配合した粉末食品です。見た目も味も普通のカップスープに近く、「プロテイン=甘い飲み物」というイメージを持っている方ほど驚くかもしれません。
実は、甘いシェイクが続かずに挫折する人は少なくありません。スイーツ系フレーバーは最初こそおいしく感じても、毎日2杯となると口の中が甘ったるくなり、食事とも合わせにくいのが難点でした。スープタイプならパンやおにぎりと一緒に並べても違和感がなく、「食事の一品としてたんぱく質を足す」という使い方ができます。
もうひとつの理由は季節性です。秋冬は温かい飲み物の需要が高まり、体を冷やさずにたんぱく質を補いたいというニーズと相性がよいとされています。
プロテインコーンスープ主要4商品の比較表

2026年9月時点で入手しやすい4商品を、公式サイトの表示をもとに一覧化しました。1食あたり価格は通常購入価格を食数で割った目安です。
| 順位 | 商品名 | メーカー | 1食量 | たんぱく質 | カロリー | 価格(税込) | 1食あたり |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | プロテインスープ コーンクリーム | 味の素KK | 45g | 20.0g | 180kcal | 600g 2,998円 | 約231円 |
| 2 | スーププロテイン コーンポタージュ風味 | ULTORA | 20g | 11.5g | 69.3kcal | 420g 3,400円 | 約162円 |
| 3 | プロテインスープ スイートコーン風味 | マイプロテイン | 1食分 | 16g | 公式要確認 | 32食 9,576円 | 約299円 |
| 4 | クノール たんぱく質がしっかり摂れるスープ コーンクリーム | 味の素 | 1袋 | 8g | 130kcal | 15袋入り(販路で変動) | 販路で変動 |
100円あたりのたんぱく質量で比べると、味の素KKが約8.7g、ULTORAが約7.1g、マイプロテインが約5.4gという計算になります。量と価格のバランスでは味の素KKが一歩リードしています。
ランキング各商品の特徴と選び方ガイド

1位: 味の素KK プロテインスープ コーンクリーム
1食45gでたんぱく質20.0gと、スープタイプではトップクラスの量を確保できる商品です。大さじ5杯を大きめのカップに入れ、熱湯175mlを注いで25秒ほど混ぜるだけで完成します。600gで約13食分、通常価格2,998円、定期便なら2,698円まで下がります。
デメリット: 1食180kcalとやや高めなので、間食として飲むより「朝食の一品」として位置づけるほうが計算しやすいでしょう。送料500円がかかる点も、単品注文ではコスパを押し下げます。
2位: ULTORA スーププロテイン コーンポタージュ風味
1食20gでたんぱく質11.5g・69.3kcalと、カロリーを抑えたい方向けの設計です。シェイカーなしでもお湯に溶けやすく、冷水でも作れる柔軟さがあります。420gで約21食分、単品3,400円、定期便は2回目以降10%オフの3,060円です。
デメリット: 1杯のたんぱく質量は20g級の商品より少なめです。1食で20g前後を狙うなら、ゆで卵やサラダチキンと組み合わせる工夫が必要になります。
3位: マイプロテイン プロテインスープ スイートコーン風味
2026年9月24日に公式アプリで先行発売、9月25日に公式サイトでの販売が始まった新商品です。1食あたりたんぱく質16g・食物繊維5.1gと、食物繊維までしっかり摂れる点が他商品にない特徴になっています。32食分入りで9,576円です。
デメリット: 定価ベースでは1食約299円と4商品中もっとも割高です。マイプロテインは定期的にセールを行うため、急ぎでなければセール時にまとめ買いするのが現実的でしょう。
4位: 味の素 クノール たんぱく質がしっかり摂れるスープ コーンクリーム
おなじみのクノールブランドから出ている個包装タイプで、1袋あたりたんぱく質8g、お湯120mlで完成します。ドラッグストアや通販で手に入りやすく、職場の引き出しに数袋入れておけるのが便利です。
デメリット: たんぱく質量は4商品中もっとも少なめです。「プロテインの代わり」というより「普段のスープをたんぱく質強化版に置き換える」感覚で使うのが合っています。
シーン別おすすめ|朝食・在宅ランチ・夜食での使い分け
同じコーンスープでも、飲むタイミングによって最適な商品は変わります。
- 忙しい平日の朝食: 味の素KK。トースト1枚と合わせるだけで朝のたんぱく質を20g確保できます
- 在宅ワークのランチ: マイプロテイン。食物繊維5.1gも摂れるので、おにぎり1個との組み合わせで満足感が出やすい印象です
- 夜食・小腹対策: ULTORA。69.3kcalと軽く、寝る前に甘いものが欲しくなったときの置き換え候補になります
- オフィス・外出先: クノール。個包装なので計量スプーンがいらず、給湯室のお湯だけで作れます
- ジム帰りの寒い夜: 味の素KKかマイプロテイン。冷えた体を温めながらたんぱく質を補えます
ダマにしない作り方と飽きないアレンジレシピ

プロテインスープで意外と多い失敗が「粉が固まってダマになる」ことです。粉を先にカップへ入れ、お湯を注いだらすぐに混ぜるのが基本で、お湯を先に入れて粉を落とすと表面で固まりやすくなります。混ぜる時間は商品表示に従い、味の素KKなら約25秒が目安です。
ちなみに、甘いホエイプロテインのシェイクを熱湯で作ると固まりやすいのに対し、スープ専用品はお湯で溶かす前提で設計されています。普段のシェイク用プロテインをお湯で代用するのは避けたほうが無難でしょう。
アレンジ1: 豆乳割りでポタージュ風
お湯の半量を温めた無調整豆乳に置き換えると、とろみとコクが増してレストランのポタージュに近づきます。たんぱく質も数g上乗せできるのがうれしいポイント。
アレンジ2: オートミールでリゾット風
オートミール30gを加えてレンジで1分ほど温めると、食べ応えのあるリゾット風に変わります。朝食をこれ1杯で済ませたい日に便利です。
アレンジ3: 黒こしょう+クルトン
粗挽き黒こしょうを振り、市販のクルトンを散らすだけで食感の変化が生まれます。毎日同じ味で飽きてきたタイミングに試したい一手です。
買う前に知っておきたいデメリットと注意点
- 塩分: スープである以上、食塩相当量が含まれる点は見落とせません。1日に何杯も飲む場合はパッケージの表示を確認しましょう
- 乳成分: 乳たんぱくを使った商品が多く、牛乳アレルギーの方は原材料の確認が必須です
- 価格: 同じたんぱく質量で比べると、一般的なホエイプロテインより割高になりやすい傾向があります
- 保存: 大袋タイプは開封後に湿気るとダマの原因になります。チャック付き袋でもクリップで二重に閉じると安心です
- 摂りすぎ: たんぱく質は食事全体で考えるもので、スープだけで補おうとせず主食・主菜とのバランスを意識してください
よくある失敗談として、「大袋を買ったが1週間で味に飽きた」というケースがあります。初めての方は、まず小容量や個包装タイプで味を確かめてから大袋に移るのが失敗しないコツです。
結局どれを買えばいいか|目的別の最終結論
- たんぱく質量を最優先: 味の素KK プロテインスープ コーンクリーム(1食20.0g)
- カロリーを抑えたい: ULTORA スーププロテイン コーンポタージュ風味(1食69.3kcal)
- 食物繊維も一緒に摂りたい・新作を試したい: マイプロテイン プロテインスープ スイートコーン風味
- まずはお試し・職場に置きたい: クノール たんぱく質がしっかり摂れるスープ
迷ったら、コスパとたんぱく質量のバランスがよい味の素KKから始め、物足りなさや飽きを感じたら他の商品をローテーションに加える流れがおすすめです。
よくある質問
Q1. プロテインコーンスープは普通のプロテインの代わりになりますか?
たんぱく質量が20g前後の商品なら、1回分の置き換えとして十分使えます。8g程度の商品は補助的な位置づけと考えるとよいでしょう。
Q2. 水で作っても大丈夫ですか?
ULTORAのように冷水対応をうたう商品もありますが、多くは熱湯前提です。商品ごとの作り方表示に従ってください。
Q3. 1日に何杯まで飲んでいいですか?
明確な上限はありませんが、塩分とカロリーを考えると1〜2杯が現実的です。食事全体のたんぱく質量と合わせて調整しましょう。
Q4. トレーニング後に飲んでも意味がありますか?
運動後のたんぱく質補給として活用できるでしょう。冷たいシェイクより体を冷やしにくい点は、秋冬のジム帰りに向いています。
Q5. 子どもや高齢の家族と一緒に飲めますか?
一般的なスープと同じ感覚で飲めますが、年齢や体格によって必要量は異なります。量を半分にするなど調整し、気になる場合はかかりつけ医に相談してください。
Q6. 開封後はどれくらい日持ちしますか?
賞味期限はパッケージ記載が基準です。開封後は湿気を避けて保存し、なるべく早めに使い切りましょう。
温かい一杯でたんぱく質習慣を始めよう
プロテインコーンスープは、甘いシェイクが続かなかった方でも「いつものスープ」の延長でたんぱく質を補える便利な選択肢です。たんぱく質量なら味の素KK、軽さならULTORA、新しさと食物繊維ならマイプロテイン、手軽さならクノールと、目的がはっきりすれば選ぶ商品も自然と決まります。
朝晩が冷え込むこれからの季節こそ始めどきです。まずは気になる1品を手に取り、明日の朝食に温かい一杯を加えるところからスタートしてみましょう。
