ダンベルを握り始めて3週間ほどたつと、手のひらの指の付け根あたりに硬いマメができ始めます。ジムのバーベルはローレット(滑り止めのギザギザ加工)が刻まれているため、素手で懸垂やデッドリフトを続けると皮がむけて数日トレーニングを休む羽目になることも。そこで検討したいのがトレーニンググローブです。
この記事でわかることは次の5つです。
- トレーニンググローブが必要な人・不要な人の違い
- リストラップ一体型・フィンガーレス・フルフィンガーの選び分け
- 価格帯別(2,000円前後/3,000〜5,000円/6,000円以上)のおすすめ5商品
- サイズ選びの失敗談と、洗い方・寿命の目安
- 結局どれを買えばいいかの用途別結論
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トレーニンググローブは必要?向いている人・向かない人
結論から書くと、グローブは「全員必須」の道具ではありません。手のひらを保護したい人、握力が先に限界を迎えてしまう人には役立つ一方、上級者の中には素手のほうがバーの感覚をつかみやすいとして使わない人もいます。
グローブが向いている人
- マメや皮むけで週2回以上のトレーニングが続かない
- 懸垂・ラットプルダウン・ローイングなど引く種目が多い
- ベンチプレスやダンベルプレスで手首がぐらつきやすい
- ジムの共用器具を素手で触ることに抵抗がある
グローブがなくても困らない人
- 自重トレーニング中心で器具を握る時間が短い
- チョーク(滑り止めの粉)やパワーグリップで対応している
- グリップの太さが変わることで握りにくさを感じる
実際に手のひらのマメに悩んでジムに通う人ほど、2,000円前後のモデルから試して自分に合うか確かめる流れが一般的です。
タイプ別の選び方と比較表

トレーニンググローブは大きく3タイプに分かれます。手首の安定を求めるか、指先の感覚を残したいかが選び分けの基準です。
| タイプ | 特徴 | 向いている種目 | 価格帯の目安 |
|---|---|---|---|
| リストラップ一体型 | 手首にベルトを巻いて固定 | ベンチプレス・ショルダープレス | 2,000〜8,000円 |
| フィンガーレス(指なし) | 指先が出て器具の感覚をつかみやすい | 懸垂・ダンベル全般 | 1,500〜4,000円 |
| フルフィンガー(指あり) | 指全体を保護・冬場も使いやすい | ケトルベル・屋外トレーニング | 2,000〜5,000円 |
リストラップ一体型は「押す種目」が多い人向け
ベンチプレスでバーを支えると手首が反りやすく、痛みにつながることがあります。リストラップ一体型は手首をベルトで固定して角度を保ちやすくするのが強みで、初心者が最初に選ぶ1双として失敗しにくいタイプです。
素材は「合成皮革」と「本革」で寿命が変わる
手のひら部分の素材は、合成皮革(PUレザー)と本革が主流です。合成皮革は軽くて安価な反面、汗による劣化がやや早め。本革は手になじむまでに2〜3回の使用が必要ですが、耐久性に優れています。甲側はメッシュ素材だと夏場でも蒸れにくくなります。
トレーニンググローブおすすめランキング5選

ジム利用者のレビューが多い定番ブランドを中心に、価格帯と用途のバランスで5商品を選びました。価格は2026年10月時点の主要通販サイトでの参考価格で、時期によって変動します。
| 順位 | 商品名 | メーカー | タイプ | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | プロアルティマグローブ G3432 | ゴールドジム | リストラップ一体型 | 約6,000〜6,900円 |
| 2位 | リフティンググローブ 540 | シーク(Schiek) | リストラップ一体型 | 約7,680円 |
| 3位 | トレーニンググローブ | ATERCEL | リストラップ一体型 | 約1,880〜1,980円 |
| 4位 | バイオフォーム リストラップグローブ | ハービンジャー(Harbinger) | リストラップ一体型 | 約3,000〜5,000円 |
| 5位 | トレーニンググローブ | ゴールドジム(スタンダード) | フィンガーレス | 約3,000〜4,000円 |
ランキング各商品の特徴と選び方ガイド

1位: ゴールドジム プロアルティマグローブ G3432
手首をぐるっと包み込むリストラップ一体型で、指の自然な曲がりに合わせた立体カーブ設計が特徴です。ゴールドジム プロアルティマグローブ G3432(約6,000円)は着脱用のフィンも付いており、汗をかいた後でも外しやすい作りになっています。
- メリット: フィット感と手首のホールド力のバランスがよい
- デメリット: 初心者のお試し用としては価格が高め
2位: シーク リフティンググローブ 540
アメリカのリフティングギアブランドによるモデルで、幅広のリストラップが手首をしっかり支えます。シーク リフティンググローブ 540(約7,680円)は高重量のプレス系種目を行う中〜上級者の指名買いが多い1双です。
- メリット: 手首の固定力が強く、高重量でも安定しやすい
- デメリット: 今回の中で最も高価で、サイズ展開も細かく選ぶ必要がある
3位: ATERCEL トレーニンググローブ
2,000円を切る価格でリストラップも付いている、コスパ重視派の定番です。ATERCEL トレーニンググローブ(約1,980円)は「グローブが自分に合うか試したい」段階に向いています。
- メリット: 低価格でリストラップ付き、カラーも選べる
- デメリット: 縫い目のほつれは上位モデルより早い傾向
ATERCEL トレーニンググローブ握力補助・マメ防止・通気性優れライクラストレッチ素材 ウェイトリフティング サイクリング ジム トレーニング用 筋トレ グローブ メンズ レディース
2,640円 (税込)
4位: ハービンジャー バイオフォーム リストラップグローブ
手のひらにクッション材を配置し、バーの当たりをやわらげる設計です。ハービンジャー バイオフォーム リストラップグローブ(約3,000〜5,000円)は中価格帯で、耐久性と快適さの両方をほどほどに求める人に合います。
- メリット: クッション性が高く手のひらが痛くなりにくい
- デメリット: クッションの厚みでバーが太く感じることがある
5位: ゴールドジム トレーニンググローブ(スタンダード)
リストラップのないシンプルなフィンガーレスタイプです。ゴールドジム トレーニンググローブ(約3,000〜4,000円)は懸垂やダンベル種目中心で、手首の固定はあまり必要ない人に向いています。
- メリット: 着脱が手早く、握った感覚が素手に近い
- デメリット: 手首のサポート力はない
【一部入荷待ち】【公式サイト】GOLD'S GYM ゴールドジム プロトレーニンググローブ G3402 | グローブ トレーニンググローブ
6,160円 (税込)
サイズ選びと洗い方・寿命の目安
グローブで後悔しやすいのはサイズです。よくある失敗と、長持ちさせる扱い方をまとめました。
失敗談: ぴったりを狙いすぎて指が曲げにくい
手のひらに余りがあるとシワが寄ってマメの原因になる一方、小さすぎると握り込んだときに指先が突っ張ります。手の甲の一番広い部分の周囲(親指を除く)をメジャーで測り、メーカーのサイズ表と照らし合わせてください。本革モデルは使ううちに少し伸びるため、迷ったら小さいほうでも問題ないケースがあります。合成皮革モデルはほとんど伸びないので、ジャストサイズかやや大きめを選ぶほうが安全でしょう。
洗い方と保管のコツ
- 洗濯: 手洗いが基本。中性洗剤をぬるま湯に溶かし、押し洗いでやさしく汚れを落とします
- 乾燥: 形を整えて陰干し。直射日光やドライヤーは革の硬化やひび割れの原因になります
- 保管: ジムバッグに入れっぱなしにせず、帰宅後すぐ取り出して風通しのよい場所で乾かすとニオイを抑えられます
- 寿命の目安: 週3回の使用で半年〜1年程度。手のひらの穴あき・リストラップのマジックテープの粘着低下が交換サイン
結局どれを買えばいいか【用途別の結論】
- まずはグローブを試したい初心者: ATERCEL トレーニンググローブ(約1,980円)
- 長く使える1双がほしい: ゴールドジム プロアルティマグローブ G3432(約6,000円)
- 高重量のベンチプレス中心: シーク リフティンググローブ 540(約7,680円)
- 手のひらの痛みを減らしたい: ハービンジャー バイオフォーム リストラップグローブ
- 懸垂・ダンベル中心で手首固定は不要: ゴールドジム トレーニンググローブ(スタンダード)
グローブとあわせて検討したいのが、デッドリフトや懸垂で握力を補助するパワーグリップと、手首だけを固定したいときのリストラップ単体です。種目ごとに道具を使い分けると、トレーニングの質を保ちやすくなります。
トレーニンググローブに関するよくある質問
Q. グローブをするとマメは完全に防げますか?
A. 完全に防げるわけではありませんが、摩擦が分散されるためマメや皮むけはできにくくなります。サイズが合っていないとシワ部分でこすれるため、フィット感の確認が大切です。
Q. 女性でも使えるサイズはありますか?
A. 多くのブランドがXS〜Sサイズを展開しています。手が小さい方は、レディースモデルやジュニア向けサイズがあるブランドを選ぶとフィットしやすいでしょう。
Q. 100円ショップの手袋で代用できますか?
A. 軍手や作業用手袋でも手のひらの保護はある程度できますが、滑りやすく手首のサポートもありません。重量を扱う種目では専用品のほうが安全です。
Q. パワーグリップとの違いは何ですか?
A. グローブは手のひらの保護が主目的、パワーグリップはバーに巻き付けて握力を補助する道具です。引く種目で握力が先に限界を迎える人はパワーグリップ、マメ対策ならグローブが向いています。
Q. ニオイが気になったときの対処法は?
A. 使用後すぐに陰干しし、定期的に中性洗剤で手洗いするのが基本です。消臭スプレーは革を傷める成分が入っている場合があるため、目立たない部分で試してから使ってください。
Q. ジムで手袋をしていると変に見えませんか?
A. トレーニンググローブはジムで一般的な道具で、着用している利用者も珍しくありません。周りの目より、自分がトレーニングを続けやすいかを優先して問題ありません。
手のひらを守って、トレーニングを休まず続けよう
トレーニンググローブ選びのポイントは、押す種目が多いならリストラップ一体型、引く種目中心ならフィンガーレスという使い分けでした。サイズは手の甲の周囲を測ってから選び、使用後は陰干しを習慣にすると長持ちします。
マメや皮むけでトレーニングを中断するのは、もったいないことです。まずは手頃なモデルで着け心地を試し、自分の種目に合う1双を見つけてください。
